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岸田内閣の支持率上昇、要因が無いのになぜ7ポイントもアップ?と話題に

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岸田内閣の支持率が29.8%に上昇したことが、5月JNN世論調査で明らかになりました。
支持率が最低だった前回調査23%から7.0ポイント上昇したことを受けて、ネットの世論が荒れているようです。

岸田内閣の支持率がアップする要因は本当に無かったのか、調査してみました。

岸田内閣の支持率が前回の調査から7.0ポイント上昇し、29.8%だったことが最新のJNNの世論調査でわかりました。
不支持率は前回の調査から7.1ポイント下落し、67.9%でした。
また、政党支持率では、▼自民党の支持が前回の調査から1.6ポイント下落し、23.4%、▼立憲民主党は4.1ポイント上昇し、10.2%、▼日本維新の会は0.3ポイント上昇し、4.6%でした。

引用元:【速報】岸田内閣の支持率29.8% 前回調査より7.0ポイント上昇 5月JNN世論調査
目次

岸田内閣の支持率上昇についてのネットの反応

世論調査ということは「世論の動向を明らかにする目的で行われる統計的社会調査」のはずなのですが、ネットの世論とはちょっと違いがあるようです。

SNSでの反応を見てみましょう。

政治に関心がある人には聞かない?
世論調査ってそういうスタンスだったんですね。

報道の姿勢やあり方が疑われていますね・・・

印象操作・・・
もう完全に事実無根だと思われています。

もういいところが一つも無いような言われ方ですね。

ここまで言われているところを見ると、岸田政権の支持率上昇が嘘なのかと思ってしまいます。
でも、本当に支持率が上昇する要因はなにも無かったのでしょうか?

なぜ?岸田内閣の支持率が上昇する背景があった

実際に、岸田総理の評価が上がるような行動はされていたのでしょうか?
ここ最近だと外遊くらいしか話題に上っていませんが、「外遊の後には内閣支持率が上昇する」とも言われていますのでその影響もあるかもしれません。

支持率上昇の要因と考えられるのは”反”立民?

他に支持率が上昇する理由があるとすれば、4月28日に行われた衆議院補欠選挙でしょうか。

  • 島根1区 亀井亜紀子氏(立憲民主党)
  • 東京15区 酒井菜摘氏(立憲民主党)
  • 長崎3区 山田勝彦氏(立憲民主党)

みなさん立憲民主党(立民)です。

立憲民主党が与党になる未来はあまり想像できませんが、自民党が全敗したことによって危機感のようなものを抱いた有権者もいたのかもしれません。

2009年には民主党政権がスタート!自民党が野党に

以前自民党が野党になったのは2009年。
自民党政治への不満が高まり、衆議院選挙で民主党が圧勝。鳩山政権が支持率7割でスタートしました。

ところが、行政経験の無かった民主党によって行われた政治は「官僚たちの言いなりにならない」という共通認識のもと、日本の政治を迷走させていきます。

そしてなんと、民主党への政権交代から1年足らずで支持率は2割に急落したのです。

当時の詳細を知りたい方はこちらからどうぞ。
あっという間に国民から見放された…支持率7割で始まった民主党の政権交代が大失敗に終わったワケ(プレジデントオンライン)

根強く残る「とりあえず自民党」という考え方

2012(平成24)年12月16日、総選挙で民主党が大敗。
圧勝した自民党は実に3年3カ月ぶりに政権に復帰しました。

その時「やっぱり与党は自民党でよかったよね」と思った人たちは、自民党の支持率が下がり立民が力をつけてきたとしたらなんとなく危機感を感じてしまう気がします。

ところで、今回の政党支持率は自民党が1.6%下落しています。
これについては強いリーダーが見当たらないという部分で興味を失われている感もあります。

結局のところ自民党と岸田政権にあまり関心が無い人が多く、20%台の支持率が数%上下したところで誤差の範囲なのかもしれませんね。

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