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映画『ロッキー』の舞台裏を映画化決定!シルベスター・スタローンのように無名から成り上がるのは誰?

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シルベスター・スタローンが脚本を書いて主演した伝説のボクシング映画『ロッキー』。

その製作の舞台裏に迫る映画『I Play Rocky(原題)』の制作が決定したそうです。

オスカー受賞者のピーター・ファレリーが監督し、元ワーナー・ブラザース映画部門代表のトビー・エメリッヒによるプロデュース。

どんな映画になるのか調査しました。

目次

ロッキーの舞台裏を描いた「I Play Rocky」はどんな映画?

ロッキー(1976年)
https://www.popsugar.co.uk/

1976年に公開された『ロッキー』は、米フィラデルフィアに暮らす落ちこぼれボクサー「ロッキー・バルボア」の挑戦を描いた映画。

俳優としてなかなか芽が出ずに苦労していたシルベスター・スタローンが自身の境遇と重ね合わせて生み出したという作品です。

I Play Rocky』は、スタローンがアクションスターとして活躍する前の下積み時代にフォーカスが当てられた実話ということで、あらすじは以下のように紹介されています。

顔の一部が麻痺し言語障害のある売れない俳優が書いた脚本を大手映画スタジオが買いたがるが、彼は自分が主役を演じなければ売れないと断る。

人生を変えるような大金のオファーを断った彼は、代わりに小銭を稼ぐために働き、自分が主役の映画を製作する。

映画は1976年最大の興行収入を記録しアカデミー賞10部門にノミネート、最優秀作品賞を受賞した。

象徴的な映画『ロッキー』製作の実話。

https://deadline.com/2024/05/i-play-rocky-sylvester-stallone-toby-emmerich-peter-farrelly-1235907649/

ロッキーにはモデルが実在しているの?

ロッキーにはチャック・ウェプナーというモデルがいます。

チャック・ウェプナーは、ニューヨークのスラム街に育ち、犯罪を犯し刑務所に服役しますが、服役中にボクシングを覚え27歳でプロデビューした元ヘビー級のプロボクサーです。

36歳のときに当時ヘビー級の世界チャンピオンだったモハメド・アリと対戦し、アリから一度ダウンを奪ったものの、最終15ラウンドでTKO負けをしてしまいました。

しかし、このときの観客は惜しみなく健闘をたたえ、その試合をテレビ放送で観ていたシルベスター・スタローンが、この名勝負をもとに『ロッキー』の脚本を執筆することとなります

ちなみに、当初シルベスター・スタローンが考案したロッキーは、犯罪ドラマ『ミーン・ストリート』に触発されて凶悪なキャラクターに描かれていたそうです。

残酷な主人公の物語を読んだ友人の反応を見て、ロッキーのキャラクターを修正したのだとか。

I Play Rockyではシルベスター・スタローン役を誰が演じるの?

いまのところI Play Rockyの主役はまだ決まっていません。
現在、スタローン役を演じるキャスティングが行われているそうです。

プロデューサーのトビー・エメリッヒは主役のキャスティングについて語っています。

「ピーター・ファレリー監督は『ロッキー』に主演した無名のスタローンのように、自分の実力を世界に示せるチャンスを一度だけ必要とする俳優を世界中探し回るだろう」

ロッキーという作品は「チャンピオンに挑戦する無名ボクサーのアメリカン・ドリーム」をドラマチックに映画化したもの。

なので、それを現実世界で俳優にスポットを当てたものが「I Play Rocky」ということなのでしょう。

この映画をきっかけに一躍スターダムを駆け上がっていく人はいったい誰なんでしょうか?

アメリカン・ドリームが楽しみですね。

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