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推定1兆匹?素数ゼミが221年に一度の大発生!わかりやすく解説します

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アメリカには13年に一度大量発生するセミと17年に一度大量発生するセミがいて、それらは「素数ゼミ(周期ゼミ)」と呼ばれています。

2024年にその素数ゼミたちが同時に大発生するそうです。

13と17の最小公倍数「221」なので、計算上は221年に一度のビッグイベントとなります。

今回このビッグイベントに参加するセミたちの数は、なんと推定1,000,000,000,000(1兆)匹にのぼると言われているのです。

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素数ゼミはどうして一斉に羽化するの?

周期ゼミ(素数ゼミ)
Wikipedia

身体はつや消しブラックで目はレッド、これはレッドアイズブラックドラゴンですね 笑

素数ゼミ(周期ゼミ)の13年と17年は、体のサイズや羽の色が多少違うようですがほぼ同じ見た目のようです。

2種のセミは同じ祖先から分岐したと考えられています。

寿命は長いのですが生涯のほとんどを土の中で過ごし、成虫になってからは1か月程度。

13年と17年どちらにしても気の遠くなるような年月を地中で過ごしたにもかかわらず、羽化する年もみんな一緒。

これには理由があります。

13年に一度もしくは17年に一度の発生イベントに合わせて繁殖することで、次の世代に「同じ周期で成虫になる」という遺伝子を伝えていくことになるからなのです。

大発生の年に羽化できなかった素数ゼミはパートナーを見つけることができず、子孫を残せないまま一生を終えることになります。

素数ゼミはなぜ13年と17年?他の素数じゃダメなの?

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