オオスズメバチに襲われたミツバチは、最後の瞬間に悲鳴をあげているという研究結果

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イギリスのRoyal Society Open Scienceが発表した新しい研究によると、ミツバチはオオスズメバチに襲われて絶命する寸前に激しい悲鳴を上げているのだそうです。

この音は、ミツバチが羽を振動させ、腹部から特殊なフェロモンを放出するときに発生するものだと、NYポスト紙は報じています。

英国王立協会の研究では、これまで知られていなかったこの音を「集団防衛のためのラリーイングコール(rallying call)」と呼び、「霊長類、鳥類、ミーアキャットの警報用の叫び声、恐怖の叫び声、パニックコール」に似ているとしています。

「聞いていて不安になる」と研究の共同執筆者であるヘザー・マッティラ氏は語っており、「予測不可能な周波数変化を伴う高音の急速な炸裂が特徴で、非常に厳しく、騒々しいものです」とのこと。

オオスズメバチは最大で5cmにまで成長し重厚な装甲を持つ昆虫。
ミツバチを好んで食べ、巣を荒らし、敗れたミツバチを自分たちの巣に運んで幼虫のエサにしています。

news.com.au

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