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【映像】恐怖のパリオリンピック開会式!なぜマリー・アントワネット?
2024年7月28日におこなわれたパリオリンピック開会式で、自身の頭部を抱えたマリー・アントワネットを登場させるという演出が恐すぎたと話題になっています。
マリー・アントワネットといえばフランス国王ルイ16世の王妃で、フランス革命の際に”王政の象徴”としてギロチン台で処刑された人。
開会式のマリー・アントワネットは、手に抱えた頭部がフランス革命の歌「サ・イラ(うまくいく)」を歌っているというトラウマ級のビジュアルで登場。
舞台となった場所はかつてマリー・アントワネットが囚われていた牢獄、コンシェルジュリー。
インパクトたっぶりの演出はフランス以外の国で賛否両論となっています。
マリー・アントワネットってどんな人?フランス国内での評価は?
お化け屋敷で見たことがありそうな絵面ですよね。
海外では賛否両論だった今回のマリー・アントワネット登場劇ですが、フランス国内での評判は上々だったようです。
フランス王政側の人間として公開処刑されたにもかかわらず、現代のフランス国内では人気のあるマリー・アントワネット。
なぜ処刑されなければならなかったのでしょうか。
フランス革命でマリー・アントワネットが処刑された理由とは
フランス国王ルイ16世の王妃ですが、神聖ローマ皇帝の子女で生まれはオーストリア。
フランスとオーストリアの同盟関係強化のため、14歳の時にルイ16世と政略結婚させられています。
ルイ16世が即位して王妃となった時はまだ18歳でした。
若くして王妃となったこともありスキャンダルや騒動が多く、風説の流布もあって多くの国民から反感を買っていたようです。
1789年、王政への不満から「フランス革命」が勃発。
王室の贅沢な生活ぶりや王政への固執などにより、マリー・アントワネットはその腐敗した王室の象徴とされていました。
また、オーストリア出身のマリー・アントワネットは「外国からの干渉を排除する」という目的の標的にもされていたようです。
革命に盛り上がった市民の感情を決着させるには”王政の象徴”マリー・アントワネットの公開処刑が必要だったと言われています。
そして1793年、刑が執行されました。
14歳という若さでフランス王室に嫁いできたマリー・アントワネットは、37歳で人生の幕をおろすことになりました。
とても不幸なタイミングで王妃となった「悲劇の人」だと言われています。
現代フランスでのマリー・アントワネットの評価
自身の意見をしっかりと持ち、短い人生を誇り高く生き抜いたマリー・アントワネットの生き様は、現代のフランス人に広く愛されているそうです。
若くして政略結婚をさせられ、予期せぬスキャンダルなどにも負けず、最後まで王政側の人として処刑されていったマリー・アントワネット。
現代のフランスにおいては歴史上の人物として映画化されるほど人気があり、パリオリンピック開会式への登場はおおむね共感を持って受け入れられていたようです。
できれば首が繋がった状態の出演にしてほしかったというのが他国の人々の意見だと思いますが 笑
【動画】パリオリンピックの開会式で生首を手に持ったマリー・アントワネットが登場
演奏は「Gojira(ゴジラ)」というフランスの人気ヘヴィメタルバンドだそうです。
作り物ですが、切り口などは生々しいので閲覧注意。
you do in fact gotta hand it to france for this
— no lady godiva (@gothmess) July 27, 2024
the severed head of marie antoinette gojira combination goes harder than anything I’ve ever seen pic.twitter.com/PtuYGwZUcg